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アクセシビリティ対応

インターネットは私たちの生活に欠かせないものとなっていますが、すべての人が同じようにWebサイトを利用できるわけではありません。
視覚や聴覚に障がいがある方、手や指の動きが不自由な方、あるいは加齢による身体機能の低下を感じている方にとって、多くのWebサイトは使いづらい、あるいは利用できないという課題があります。

昨今、アクセシビリティへの関心は世界中で高まっており、法的にも技術的にも大きな変化が見られます。日本国内においても、2021年に改正された「障害者差別解消法」では、企業や自治体に対してアクセシビリティ対応の義務が強化されており、2025年以降さらなる規制が予測されており、Web制作・開発においてアクセシビリティ対応が一層重要視されるようになっています。
リベロジックはWeb制作・開発において、時代の要請に応じた「誰もが使いやすい」サイトづくりを目指し、アクセシビリティを考慮した設計で、すべてのユーザーに優しい、そして使いやすいWebサイトを実現します。

利用するメリット アクセシビリティ対応のメリット

ユーザーエクスペリエンスの最適化

弊社のUI/アクセシビリティ対応を行うことで、特定の障がいを持つユーザーだけでなく、全てのユーザーの利便性を向上させることができます。例えば、コントラストの改善やテキストサイズの調整は、視力が低下した高齢者や、スマートフォンでサイトを閲覧する人々にとっても非常に有効です。また、読み上げソフトなどを利用するユーザーに向けた適切なラベル付けや階層構造の整理により、サイト全体の使い勝手が向上します。

SEO効果の向上

アクセシビリティ対応を進めることで、WebサイトのSEO(検索エンジン最適化)効果も向上します。検索エンジンのアルゴリズムは、適切にマークアップされたコンテンツや、説明的な画像の代替テキストを好む傾向があります。結果的に、検索順位が上昇し、アクセス数の増加が期待できます。

法律遵守

アクセシビリティ対応は、法的要件を満たすためにも不可欠です。日本国内では「障害者差別解消法」が、アメリカやヨーロッパでは「ADA (障害を持つアメリカ人法)」や「WCAG(Webコンテンツアクセシビリティガイドライン)」などの国際基準が存在します。これらに対応することで、法的リスクを回避できるだけでなく、企業としての社会的責任を果たすことができます。

信頼とブランドイメージの向上

すべての人に配慮したWebサイトを運営することは、企業の信頼性やブランドイメージの向上にもつながります。現代の消費者は、企業の社会的責任を重視する傾向が強まっており、アクセシビリティ対応を行うことで、より多くの顧客からの支持を得られる可能性があります。

リベロジックのアクセシビリティ対応

リベロジックは、デジタル庁や総務省が提示している最新のアクセシビリティガイドラインに基づき、構成からデザイン開発、コーディングに至るまで細かく対応を行います。
公的機関や企業が法的要件を満たし、すべてのユーザーにとって利用しやすいWebサイトを提供するための万全サポートを目指します。
デジタル庁や総務省は、「JIS X 8341-3:2016」に基づき、アクセシビリティ対応の必要性と具体的な基準を明示しています。これらのガイドラインに従い、私たちは次のようなステップでサイトのアクセシビリティを向上させます。

色覚に配慮したデザイン

色覚に障がいがあるユーザーでもコンテンツを理解しやすいように、色のコントラスト比を最適化し、重要な情報を色だけで伝えない工夫を施します。

テキストサイズやレイアウトの調整

視覚に障がいがある方でも快適に閲覧できるよう、テキストサイズの変更機能やレスポンシブデザインを導入します。特に高齢者やスマートフォンユーザーにとって、読みやすさは非常に重要です。

音声案内や字幕対応

聴覚に障がいがある方のために、音声案内や動画に字幕を追加するなど、すべてのコンテンツを利用可能にします。また、重要な音声情報が失われないよう、テキストによる補完を行います。

キーボード操作への対応

マウスが使用できないユーザーに向けて、キーボードだけで操作可能なナビゲーションを提供します。これにより、身体に障がいがある方でもストレスなくWebサイトを操作できるようになります。

読み上げソフト対応

視覚に障がいがあるユーザーがスクリーンリーダーを使ってWebサイトを利用する場合でも、適切な階層構造やラベル付けにより、スムーズな操作が可能になります。

導入の流れ

私たちは、以下の流れでアクセシビリティ対応を進めていきます。

01ヒアリング

まず、お客様のWebサイトやビジネスの特性、対象ユーザーについて詳しくヒアリングを行います。これにより、どのようなアクセシビリティ対応が必要かを把握します。

02現状分析と診断

現状のWebサイトがどの程度アクセシビリティに対応しているかを診断し、改善点を洗い出します。WCAG 2.1に基づく評価を行い、ユーザーにとっての利用しやすさを数値化します。

03提案と設計

診断結果をもとに、具体的な改善提案を行います。サイトの構造、デザイン、機能面で必要な変更点を設計し、お客様に最適なアクセシビリティ対応プランをご提案します。

04実装とテスト

実際のサイト改善を行い、全てのユーザーに配慮した設計を実装します。また、実装後にはテストを行い、ユーザーが快適に利用できるかを確認します。

05継続的なサポート

アクセシビリティ対応は一度の対応だけでなく、Web技術の進化やユーザーのニーズに合わせた継続的な改善が必要です。私たちは、リリース後も定期的なチェックや更新を行い、常に最適な状態を保ちます。

アクセシビリティ対応は、単なる法的義務を超え、すべての人にとって使いやすいWebサイトを提供するための重要な取り組みです。私たちのサービスを通じて、ユーザーの体験を向上させ、法的リスクを回避し、企業の信頼性を高めることが可能です。
ぜひ、アクセシビリティ対応を通じて、Webサイトを次のステージへと進化させましょう。